美を生みだす研究施設

研究開発はロレアル パリにとって経営戦略の核の1つといえるものです。
化学者によって設立されたロレアルの設立当初の企業コンセプトは、「研究開発と美しさのための革新」。そして今日なお、その姿勢に変わりはありません。
世界12ヶ所にあるロレアルの研究施設には2,700名を超える科学者とスタッフがいます。科学分野の学会誌にもよく特集され、研究成果は年間500におよぶ特許取得件数にも表れています。ロレアル パリの製品はこのような先進技術の賜物なのです。
戦略の核とみなされているこの日本にも2つの研究所があります。

基礎化粧品、メークアップそしてヘアケア製品、どれもが、それを使う人の国や習慣によって色々に異なります。ましてやそこに、気候やトレンド、そしてその国ならではの問題なども加わってきてニーズはさらに多様となります。日本ロレアル研究開発センターでは、日本の皆様のための様々な製品をこの日本で開発しています。
例えば、日本の洗顔は、洗顔フォームを泡立て水で洗い流しますが、欧米ではクレンジングミルクをコットンにとりふき取ります。
ヘアケア製品の例を挙げると、日本市場におけるカラーリング製品は全て日本人の黒髪をベースとして開発されますが、欧米では異なった様々な髪の色が元になっています。そして、昨今のカラーリングのブームでその黒髪を染めた日本人の髪に更に別の色を重ねるというのも新たな分野です。
日本ロレアル研究開発センターでは、この様な日本市場のニーズ、消費者の嗜好に合わせて、フランスや北米の研究所と協力しながら処方を設計しています。また、日本人のモニターによる使用感のテストも行い、安心してお使い頂ける製品を市場に送り出しているのです。
美のテクノロジー

ロレアルは理想的なスキンバランスのために必要な成分をいかに効果的に皮膚に届けるかを追求しています。皮膚の健康と活力を保ち、加齢や紫外線による光老化を防ぎ、健康な肌に生じる様々な問題の原因を究明し、有用成分をもっとも成果の出る部分にどのように届けるか。これらがロレアルの肌研究の基本的な方針です。

ロレアルにとって髪とは科学的な挑戦です。ロレアルでは白色人種、アフリカ系人種、アジア系人種のそれぞれの髪を研究しています。ロレアルの生物学者は髪の生きている部分、卵胞を、また生物物理学者、化学者と測定学者は髪の繊維の研究をおこなっています。長年にわたる髪やヘアケアにまつわる研究は、ロレアル独自の財産として蓄積されてきました。
髪の組成に関する知識から、ロレアルはより長持ちするカラーリング剤や、細胞結合を強化する特定のセラミドのような分子、シャンプーのためによりマイルドな洗浄剤・効果の高いコンディショナー(ジェル、スプレー)、世界初のパーマネントヘアカラーやアンモニアフリーのヘアカラーを開発してきました。
こうした専門知識により、ロレアル パリは髪の技術に関するリーダーともいうべき地位を作り上げてきました。

ロレアルの研究所は進歩を続け、最近はトロンプ・ルイユ(だまし絵)視覚現象で色を変えるという新しいメイクアップ効果に注力しています。グラムシャインの輝きや、カラーアーティストなどはロレアルの先進的技術が生み出した製品です。

