髪に与える影響は肌の2倍!? 春から始める髪の紫外線対策とダメージケア

/

これから夏を迎えるにあたって、気になってくるのが紫外線。髪や地肌へのダメージなど不安要素がたくさんあるけれど、そんな髪の大敵を上手に回避するにはどうすればいいのでしょう?ロレアル パリ・教育部の髪のエキスパートである宮澤洋賢氏が伝授する、これからの季節にこそ髪を守ってくれるオイルヘアケア製品の極意とは?

―まずは気になる紫外線について。いつ頃から紫外線量が増えて、どんな影響があるのですか?

gbb_interview_140423_04

宮澤 紫外線は季節を問わず1年中降り注いでいますが、なかでも5〜8月が非常に多いんです。紫外線にはUVAとUVBという種類があり、まずUVBはサンバーンといって肌が赤くなる、表皮に影響がでるといったいわゆる日焼けを引き起こします。でも、もっと気をつけたいのはUVA。こちらは表面だけでなく真皮にまで影響が及びます。肌老化の8割が紫外線と言われていますが、そのうちUVAが90%以上を占めています。髪の深部にまで侵入してくるので、このUVAをいかにガードするかが大事ですね。
特に5月はUVAが多くなり、髪が傷む時期の始まりと言えます。肌に比べると、髪はメラニン色素が多いので紫外線には強い。とはいえ浴びすぎると髪のたんぱく質に悪影響を及ぼします。紫外線によってたんぱく質の結合が切れ、髪がもろくなってしまうのです。結果、乾燥やパサつき、枝毛や切れ毛の原因になります。

―シーズンでそんなに違いがあるのですね!

宮澤 季節によっても違いはありますが、紫外線は、実は地球上で同じ量が照射されているわけではありません。例えば、フランスと比較すると日本には2倍の量が降り注いでいます。それから紫外線の影響でいえば、退色にも注意。紫外線を浴びると髪の酸化が起こり、ヘアカラーの色素が明るくなります。

―紫外線から髪を守るには? またダメージは回復するのでしょうか?

宮澤 残念ながら完全には回復しません。なので帽子をかぶったり、ケアをしっかりするなど未然の対策が好ましく、普段から髪をいたわることが大切です。夏に海などへ行った場合、海水は弱アルカリ性なので髪を傷ませ、かつ紫外線とダブルで悪影響を及ぼすので、すぐに真水で洗い流したほうがいいでしょう。紫外線を受けると髪がパサつきツヤもなくなってくるので、そういった時に保湿力のあるオイルのヘアケア剤があると便利です。

―オイル系のヘアケアアイテムにはどんなものがありますか?

gbb_interview_140423_05

宮澤 インバスでしたら、ロレアル パリにはエクストラオーディナリー オイル シリーズがあります。特徴としては、パサつき、切れ毛、まとまらない・・・・・・など、幅広い髪の悩みに対応するところです。その秘密は、ローズ、ロータス、ティアレフラワー、カモミール、フラックス、サンフラワーといった6つのフラワーエキストラオイルにあります。このフラワーエキストラオイルの絶妙な配合によって、うるおい効果が発揮されるのです。

―効果もさることながら、香りも気になるところです。

宮澤 ヘアケアというよりは、もうちょっとリッチな、香水のような香りといえるかもしれませんね。また、「オイル=ベタつく」といったイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、最近のオイル系アイテムは揮発性が高いので、実はあまりベタつかないんです。今まで使ったことがないという方にもぜひトライしていただきたいですね。

―ヘアケアの効果的な実践方法を教えてください。

宮澤 インバスでは、シャンプー&コンディショナーだけで済ませるのではなく、トリートメントにこそポイントを置いてください。髪のトリートメントは、スキンケアでいう美容液のようなもの。髪に栄養や手触りの良さをもたらす意味でもとても大切です。

―ダメージケアは、コンディショナーで十分かと思っていました。

gbb_interview_140423_06

宮澤 もちろんコンディショナーでも十分なのですが、ダメージを気にされているのであれば、髪の美容液であるトリートメントはぜひプラスしていただきたところですね。冬の乾燥対策に使用される方は多いのですが、夏の紫外線対策としてもぜひご活用ください。エクストラオーディナリー オイルのヘアパックには、6つのオイルの他にセラミドも配合されています。もともと髪の内部にあるものなのですが、ロレアル パリでは、自然な髪の状態に近い独自のセラミド成分が配合されています。

―具体的に、どのように使用すればいいのですか?

宮澤 セラミドは、キューティクルの隙間や繊維と繊維の間に存在し、美しい髪に欠かせないもの。それが、紫外線ダメージによってキューティクルが剥がれた髪からは抜け出しやすくなってしまいます。だからこそ、セラミドを配合したヘアパックでしっかりケアをすることが大切なのです。
傷みが気になるなら毎日お使いいただいて良いですが、週1、2回の使用が一般的です。髪に塗布したら5分以上おき、もし可能なら蒸しタオルで包んで、栄養成分をしっかり閉じ込めるのがポイント。その後、アウトバスアイテムのオイルでうるおった髪をカバーして、紫外線ダメージによってパサついた髪にツヤが戻るよう目指しましょう。

まとめ

一度傷んでしまった髪は、完全にはもとに戻らないという事実。そして一度生えてから抜けるまでの髪の寿命は5〜7年といわれているので、その期間中、ダメージを受ければ受けるほど髪質への影響は深刻なものに。だからこそ日頃のケアが重要で、そんな時にオイルが効果抜群ということがわかった、宮澤氏のアドバイスでした。
エクストラオーディナリー オイルは、オイルの概念を覆すほどベタつきがなく、うっとりするような手触りの髪へと導くヘアケアシリーズ。これから紫外線が強くなる季節になくてはならない存在となるはず!

Interview/GBBライター
Photo/中島佑輔