梅雨どきのヘアケア完全版!髪のダメージによるパサつきや広がりにはオイルケアがベスト

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梅雨の季節になると、髪のパサつきや広がりが悩みの種・・・という人は案外多いもの。いったい、その原因は何なのでしょう?また、そんな時でも髪を美しくすこやかにキープする効果的な方法とは?その秘密を、ロレアル パリ教育部のヘアエキスパート・宮澤洋賢氏が鋭く解明!

―梅雨になると「髪が広がってしまう」というお悩みをよく耳にします。なぜなのでしょう?

宮澤 髪にダメージを抱えている人や、髪の量が多い人は広がりやすい傾向がありますね。梅雨の時期は湿気があるので、水分が髪の内部に入ってしまうのです。髪には傷んでいる部分と傷んでいない部分があるのですが、傷んでいるところはキューティクルがはがれていて、そこから水分が入りやすくなります。それによって髪の水分バランスが崩れ、うねりが生じ、全体的に広がって見えてしまいます。

―広がりを防ぐにはどうしたらいいですか?

宮澤 水分バランスを整えることが大切です。そこでおすすめなのが、オイルによるヘアケアです。オイルをつけることによって髪に膜が張られ、不必要に髪に水分が浸透することを防ぐ効果があります。また逆に、もともとの髪の内側の水分が逃げにくくなり、髪のうるおいキープにも繋がります。

―梅雨の時期にオイルってベタつくのでは・・・!?と思っていました。

宮澤 そういうイメージをお持ちの方も多いですね。オイルケアは「乾燥が気になる冬場だけ」という声も非常に多いです。ところが、実は梅雨の時期にこそオイルケアが必要なんです。ある程度のうねりや広がりは、オイルで修復可能ですよ。アウトバスのオイルは、日中でも夜でも使える手軽さが魅力です。手に取った時は「オイルっぽい」という実感があるかもしれませんが、髪につけると意外にサラッとします。

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―オイルのヘアケアアイテムの正しい使い方を教えてください。

宮澤 基本は入浴後に半乾きの状態で使用しますが、やや軽めの量であれば、乾いた状態で髪につけても大丈夫。夜、ドライヤーの前にアウトバスのオイルでケアをして、朝起きたらまたケアをしてブローもしっかり、といった流れがベストです。半乾きということは、まだ髪に水が残っている状態。その時にオイルを使うと水を包み込んでくれるのでうるおいが残る、という効果が期待できます。また、水分があると伸びがいいのでつけやすいですしね。その後は、必ずドライヤーで乾かしてください。

―通勤時の朝、髪を乾かしていないままの女性を電車でたまに見かけますが・・・。

宮澤 確かに(笑)。でも、それは避けたほうがいいですよ。髪が濡れたままの状態だとキューティクルが開くので、ダメージを受けやすいしホコリもつきやすく、傷みを加速させるだけ。いいことはありません。そういったダメージを受けてしまった髪こそ、日々正しくオイルケアをすることで改善を目指しましょう。また、傷んでキューティクルがはがれた髪には、インバスのトリートメントも併用することをおすすめします。

―何となく自己流でケアしがちですが、オイルのトリートメントを効果的に使用するコツはありますか?

宮澤 まずオイルを手の平に取り、指の間にまで広げて、髪の内側からかきあげるようにつけてください。頭皮は避け、髪の中間から毛先を集中的にケアしましょう。手グシで髪をとかすような感覚でまんべんなく。内側は髪を結ったり、寝ている時に摩擦が起こって傷みやすいので、内側からオイルを浸透させましょう。そして、最後に手に少し余ったオイルを髪の表面に伸ばせば、ツヤがアップしますよ。

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―オイルのトリートメントにも種類があるのでしょうか?

宮澤 濃密にうるおう重めのタイプから、ミスト状のサラサラとした軽やかなものまであります。髪が太くて量が多い人は濃密なオイルを、髪が細くて柔らかい人は軽めのミストタイプを選ぶと良いでしょう。

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まとめ

梅雨は湿気が多いのでオイルはベタつく・・・というのは間違いで、そんな季節だからこそ水分を逃さないオイルが髪には有効!ということがわかった今回。ヘアカラーや気候といったさまざまな生活環境にさらされ、100%傷まない髪をキープするのが困難だからこそ、できるだけ日頃から未然のケアを心がけたいもの。オイルのケアアイテムがあれば、まとまりのあるツヤ髪が実現するから梅雨だって恐くない! これから迎えるジメジメの季節に備えて、さっそくいまからチャレンジを。

Interview/GBBライター
Photo/中島佑輔