太陽を浴びることが大好きなフランスの人々は、ファンデーションを厚く塗ってシミやシワを隠そうとはしません。シミやシワがあるのは、太陽の下で人生を謳歌しながら歳を重ねてきた女性であるという証。フランスの男性も、女性は若ければ若いほどいいとは思っておらず、年齢を重ねた女性こそ魅力的と考える人も少なくないのだとか。
「自分らしさ」がまず大事
パリジェンヌにはビオ(オーガニック)志向の人も多く、肌や身体への負担をなるべく避ける傾向があります。あるいは、「自分のそばかすはチャームポイントなのでファンデーションはしない」とこだわりを持っている人もいます。それぞれの理由はさておき、「その人の個性が輝いていればOK」というフランス流の美意識が大前提にあります。
「女性だからメイクをしなくては」という固定概念にとらわれず、メイクをする・しないも自分次第!そういった自分らしいスタイルや信念を持っているからこそ、すっぴんでもナチュラルメイクでもその人らしく輝けるのでしょう。
ベースを軽く整えてすっぴん風の肌に
ここまでパリジェンヌの昼の顔について触れてきましたが、日本の女性たちが彼女たちの真似をしてみたくても、いきなりすっぴん・・・というのは勇気がいるかもしれません。そこで、BBクリームや色付きの化粧下地、軽い付け心地のリキッドファンデーションでベースを整え、ルーセントパウダーを軽くのせるだけの、すっぴん風の肌をつくりましょう!また、気になる小鼻や目の周りをコンシーラーでカバーするだけでも、ナチュラル感のある肌を演出できます。
マスカラだけは忘れずに・・・
ベースメイクをナチュラル風に仕上げたら、他のメイクアップは省いても、マスカラだけは塗るようにしましょう。「ベースを整える+マスカラ」で、オフィスでもきちんと感を出せるナチュラルメイクの完成です!